「23区でトップのリフォーム会社を目指し、社員一人ひとりと向き合う」長張代表インタビュー

長張 隆史|ou2株式会社 代表取締役

私の父は、兄弟で家具業を営んでいて、40年ほど前の当時から業界内では有名なところでした。私がその会社に戻ってきたときに、父親から新規事業としてリフォーム事業を任されたところが始まりになっています。

リフォーム事業は私を含め4人のスタッフで、1995年からスタートしました。私は営業に出て、現場に出て設計もして、と売上を上げるためにすべてやっていました。メンバーにも恵まれ、初年度から赤字になった事はなかったですね。当時はリフォームという言葉が業界の中で浸透し始めたくらいの時期だったのですが、リフォームを専業でやる会社っていうのは珍しかったし専業でやるなんて…と同業から揶揄されることもありましたね。それでも小さい仕事から始めて、リフォーム専業としての地位を築くことができました。リフォーム専業って、今でこそ当たり前のことなんですけどね。

そこから新築をどうしてもやりたいという気持ちがあったので、リフォームを始めて5年後の2000年からクレバリーホームというフランチャイズの木造の新築住宅を始めるようになりました。クレバリーのフランチャイズは全国に160店舗くらいあるのですが、ここ3年間はうちがずっと最優秀でした。新築は今後、業界規模として縮小していくとは言われていますが、それでもとても巨大な産業の一つです。重要なのは淘汰されないことなので、そこで他でやっていないような商品開発などで差別化していく必要があり、弊社は技術力がベースにあるので事業が伸びるポテンシャルは十分ありますね。

会社としてのベクトルが示された社員手帳

社員との向き合い方は、私自身いろいろな方法を試行錯誤してきました。会社は社員を大切にしているということをみんなに実感してもらいたいので、小手先の方法ではなく私が直接、社員全員と面談しています。それは年に2回ほど、年間では4ヶ月分くらいの時間を社員との面談に充てています。面談していてもみんな最初はなかなか本心を話せない感じなんですけど、実際に深堀りしていくと本心というか、意見を述べてくれます。そういった意見を大切に吸い上げて、社員の声に耳を傾けています。

あと、社員手帳を全員に配布しています。紙のものではなく、PDFでスマホで確認できるようになっていますね。結構ボリュームがあるんですけど、そこには会社の指針がすべて載っています。例えば、給与基準があります。それも個々の社員の給与基準だけではなく、会社にある全職種の基準を評価表みたいな形で落とし込んでいます。事業計画書なんかも記載するようにしています。とにかく社員から見て会社が何を考えているかわかってもらえるように、そういう情報はすべて社員手帳に落とし込むようにしました。ある時からそうして会社としてベクトルのようなものをはっきり示す必要があると感じたので、5年間くらいの時間をかけてようやく纏めあげたものです。

23区全域をカバーして、一番のリフォーム会社になる

今構想として考えているのは、都区内の23区で一番になりたいということ。具体的には2つの対象になる区を一つの店舗でまかなうことで、23区を12店舗でカバーすることを狙っています。店舗を出店するということは、多少なりとも地域貢献することになりますので、そういったことでも存在感を出したいですね。規模を大きくするのと同時に、技術的なレベルも上げていきたいです。もともと私自身が一級建築士の資格を持っていて、他にも同様の資格を持っているメンバーが多く、技術に対する拘りはいささかながら持ち合わせています。競合他社さんはマンションのリフォームをやることが多くて、戸建てをできるところは少ないです。私達は新築の家を作る技術も持ち合わせているので、社内でのシナジーを起こしながら戸建てへの知見と実績を増やす、そういうやり方を伸ばしたいです。

私がスタッフに求めるのは、仕事に対する情熱です。私達がお客様に提供するものは長く使ってもらい、それが一生モノという方もいるので、そういったことへ関われることに誇りを感じられる人がいいですね。働き方改革とかってありますけど、休む/遊ぶなどプライベートなことが重視されがち。働くときにはよく働き、遊ぶときにはよく遊び、休むときにはよく休むというのが良いと思うんです。もちろん、残業は奨励していないし時間外労働の分は必ず出しています。

面接は最初から僕で、合否も自分が決めることが基本ですね。立ち振舞とか一緒に仕事できるのかっていうことを感じ取って判断しています。僕は変なやつを雇うときも多いですよ、あんまりひねくれものは勘弁したいですけど(笑)。

プライベートではフラットな関係でいたいので社長と言われたくないですね。会社の外に出てしまえば趣味の合う友達です。ただ会社の中ではぴしっとしてもらうようにしています。

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